Windows 7の頃からUSB 3.0が不安定でしたが、Windows 10(クリーンインストール)では不安定即OSフリーズとなってリセットを余儀なくされてしまうようになりました。そこで、USB 3.0インタフェースカードを買ってオンボードのUSB3.0を無効にして対処しました。
経緯は次に書いています。
自作PC-M4A87TDEVO - ソフトウェアエンジニアリング - Torutk
USB インタフェースカードを買うにあたって調べた周辺情報を本日記に書いておきます。
USB 3.1というのが出ていた
USB 3.0インタフェースカードを調べていたら、USB 3.1という言葉が出てきました。
USB 3.0は、信号レートが5GHzでビット情報を送るので、5Gbps相当、ただしデータ8bitを信号上は10bitで送る8b/10bエンコードをしているので、データ転送レートは実効4Gbpsとなります。
USB 3.1は、信号レートが10GHzとなり、128b/130bエンコードをするので、データ転送レートは実効9.69GbpsとUSB 3.0の2.4倍となっています。
一瞬、USB 3.1用カードを買おうかと血迷いましたが、今のマザーボードは使用してからほぼ6年が経過し、この1、2年で買い換える公算が大です。また、Windows 10とUSB 3.1という新しいモノ同士の安定性が不安なので、今は安定しているUSB 3.0にとどめておくことにしました。
ちなみに、USB 3.1のデータ転送レートを賄うには、PCI Express 2.0 x1の5.0Gpbsでは帯域が不足なので、PCI Express x4のインタフェースカードとなっています。
PCI Expressのコネクタ形状
マザーボード(ASUS M4A87TD EVO)を見ると、いろいろな色と形状のPCIコネクタが並んでいます。
マザーボードの取説を確認すると次のコネクタでした。
PCI | 3つ | 水色 |
PCI Express 2.0 x1 | 1つ | 青 |
PCI Express 2.0 x16 | 1つ | 青 |
PCI Express 2.0 x4 | 1つ | 黒 |
なお、このマザーボードのPCI Express 2.0 x4 のコネクタ形状はPCI Express 2.0 x16を使用しています。最初?となりましたが、コネクタ形状はPCI Express x16でも信号的にはPCI Express x4となっており、また、x16のコネクタにはそれ以下のカード(x8、x4、x1)が挿入可能となっています。
PCIバスは、33MHz 32bit幅のパラレル信号で転送レートが133MB/秒です。USB 2.0の転送レートまでしか帯域的にはまかなえません。今となってはレガシー感があります。
USB 3.0インタフェースカードにSATA電源を挿す
多くのUSB 3.0インタフェースカードは、SATA機器用の電源コネクタが付いており、PCI Expressバスとは別に電源を供給するようになっています。