先日、遅めの夏休みを取って、名古屋方面に一人旅をしてきました。 織田信長の足跡をたどって、初日は桶狭間合戦場と、大高城、鷲津砦、丸根砦の跡を巡りました。
地図に、大高城と鷲津砦、丸根砦、そして桶狭間合戦場と伝えられる場所をマークしました。また当時は大高城付近まで海となっており、地図で平地(緑色)の大半は海と考えられます。 出展:国土地理院ウェブサイト デジタル標高地形図 濃尾平野周辺をもとに、城・砦跡、合戦場をマークして記載
大高城は織田方から今川方のものになっており、鷲津・丸根の砦は大高城に対抗するため織田方が築いた砦です。桶狭間合戦の日に鷲津砦・丸根砦は今川方の攻撃を受け落城、今川義元は本隊を率いて沓掛城から大高城へ入る途中、桶狭間付近で織田信長の奇襲を受けて受けて打ち取られ、今川方は撤退していきました。
桶狭間合戦場の場所は、実際には特定されておらず、上述地図に記載した場所のほかに、旧東海道沿いの場所があるようです。
- 鷲津砦跡から徒歩10分弱、尾根伝いに歩くと至ります。
- 鷲津砦跡から徒歩20分、砦と違ってそこそこの大きさです。
経路
今回は、名古屋駅から名鉄で有松駅に向かい、有松駅からバスで桶狭間寺前で下車、NPO法人が運営する桶狭間古戦場観光案内所に寄ってから桶狭間公園とそこから数十mほどにある今川義元本陣跡(住宅の前に看板だけある)、そこから有松駅方面に徒歩で向かい、旧東海道沿いの有松伝統的建造物群保存地区を見ながら有松駅に着きました。
名鉄有松駅からバスでJR大高駅に向かい、大高駅のすぐそばにある鷲津砦跡から丸根砦跡を回り、そこから大高城へ歩いて向かいました。