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Android開発環境を構築する(オフライン環境)(続)

Android開発環境を構築する(オフライン環境) - torutkの日記の続編です。
今回は、NetBeans IDEAndroidプラグインをインストールし、NetBeans上でAndroidプログラミングができるまでの環境を構築します。

NetBeansAndroid開発プラグイン NBAndroidのインストール

NetBeansAndroidプラグインは、「NBAndroid」を使います。NBAndroidホームページは次のURLです。NetBeansは基本的には7.2以降です。

"Installation"のリンクをたどるとプラグインのダウンロードURLが記載されています。

オフライン環境にインストールする場合、次のサイトでダウンロードURLを入力し、[Show Content]ボタンを押し、各モジュールファイルごとのリンクが表示されるので順次ダウンロードします。

NetBeansを起動し、[ツール]メニュー>[プラグイン]で「プラグイン」ダイアログが表示されるので、[ダウンロード済]タブを選択し、[プラグインの追加]ボタンを押し、さきほどダウンロードしたNBAndroidのモジュールファイル(15個)を複数選択します。選択した直後の画面を次に示します。

[インストール]ボタンを押し、NBAndroidをインストールします。
インストールが完了したら、NetBeansの[ツール]メニュー>[オプション]でオプションダイアログを開き、[その他]ボタンを押し、[Android]タブを選択します。
SDK Locationに、Android SDKをインストールしたディレクトリを指定します。指定した状態のダイアログを次に示します。


Androidプロジェクトの作成

[ファイル]メニュー>[新規プロジェクト]で「新規プロジェクト」ダイアログが開くので、カテゴリで[Android]を選択、プロジェクトで[Android Project]を選択します。新規プロジェクトダイアログを次に示します。

プロジェクト名(Project Name)、プロジェクトの作成ディレクトリ(Project Location)、パッケージ名(Package Name)、Androidのターゲットプラットフォーム(Target Platform)を指定します。パッケージ名は少なくとも2階層となるよう指定する必要があります。一通り指定した状態の画面を次に示します。

指定したプロジェクトが生成されます。NetBeansでプロジェクトを開いた画面を次に示します。

生成直後は、クラスRが存在しないので、プロジェクトツリーでコンパイルエラーが表れています。一度ビルドすると消えます。

プロジェクトを実行してみます。通常のNetBeansのプロジェクトと同じく実行します。すると、ビルド後、Androidエミュレータ(AVD)が起動し、しばらく待つとアプリケーションが実行されます。このときの画面を次に示します。