Java SE 8対応のFindBugs 3.0.0リリース候補版(rc2)が公開されています*1。
http://findbugs.sourceforge.net/
FindBugsサイトでは、3.0.0-rc2を組み込んだEclipseプラグインが合わせて公開されています。しかし、NetBeans向けのプラグイン(FindBugs Integration)はまだFindBugs 2.0系列のものしかありません。
NetBeansプラグイン(FindBugs Integration)のソースをいじってFindBugs 3.0.0-rc2対応版プラグインを作ろうとしましたが、敷居が高く挫折してしましました。そこで、プラグインとしてではなく、プラグインをインストール後一部ファイルを差し替えることでFindBugs 3.0.0-rc2対応をさせることにしました。
ちょうどJava読書会で現在読んでいる書籍「Java 8 Lambdas」のサンプル・練習問題のコードをダウンロードし、NetBeansで開いてFindBugs(3.0.0-rc2)で検査にかけてみました。題名とおりJava 8の新しい言語仕様やAPIが使われているコードなので確認にうってつけです。その画面を次に示します。
NetBeans FindBugs IntegrationプラグインのFindBugsを3.0.0-rc2に差し替える方法の詳細と、実際に作成した差し替えキットを次に記載しています。
http://www.torutk.com/projects/swe/wiki/NetBeans_FindBugs
※ 差し替えはWindows向けのバッチファイルしか用意できなかったので、他のOSは手作業でファイルをコピーする必要があります。
FindBugs 3.0.0正式版がリリースされれば、NetBeansのFindBugs Integrationプラグインも3.0.0対応すると思われますが、ちょっとでも早くFindBugsをNetBeans上で使いたい
方の助けになれば幸いです。
*1:3.0.0正式版が2014-07-07公開されました