Java読書会BOFは、先月で「Hadoop 第2版」を読了し、今月(7/21開催)から読む本を何にするかの投票を実施しました。
投票結果
投票結果は次のとおりです。
順位 | 投票数 | 題名 |
---|---|---|
1 | 9 | プログラミングAndroid(オライリー刊) |
2 | 4 | ドメイン特化言語 パターンで学ぶDSLのベストプラクティス46項目(ピアソン刊) |
3 | 3 | 言語実装パターン ―コンパイラ技術によるテキスト処理から言語実装まで(オライリー刊) |
4 | 2 | Beginning Java EE 6~GlassFish 3で始めるエンタープライズJava (Programmer's SELECTION)(翔泳社刊) |
4 | 2 | Java Performance (Java Series)(Prentice Hall刊) |
6 | 1 | Java 7 New Features Cookbook: Over 100 Comprehensive Recipes to Get You Up-to-speed With All the Exciting New Features of Java 7(Packt Publishing刊) |
6 | 1 | 継続的デリバリー 信頼できるソフトウェアリリースのためのビルド・テスト・デプロイメントの自動化(アスキー刊) |
なかなかどれも良書です。
開催予定
開催予定は、Java読書会BOFホームページの方に随時載せますが、次のとおりです。
回数 | 日時 | 場所 |
---|---|---|
第1回 | 7月21日(土)10:00-17:00 | 川崎市教育文化会館 第3会議室 |
第2回 | 8月25日(土)10:00-17:00 | 川崎市教育文化会館 第3会議室 |
第3回 | 9月29日(土)10:00-17:00 | 川崎市教育文化会館 第3会議室 |
第4回 | 10月27日(土)10:00-17:00 | 川崎市教育文化会館 第1会議室 |
11月以降は、随時抽選申し込みで会場が確保した時点で連絡しています。
読書会ってどんな感じですか?
Java読書会BOFの開催する読書会では、講師や説明者などはおりません。本を、まえがきや謝辞からソースコードも含めて「朗読」していきます。朗読は、席順に回っていくので、参加者は大抵1回「朗読」することになります。
途中、何か言いたいことが生じたら、文章や段落の切れ目をつかまえて随時発言します。補足やら、反対意見、賛成意見、質問、など自由に発言します。
もともと、技術書は独りで読んでも分からないよね、というところから、じゃあ皆で読んでみよう、と始まったので、分からないことがあったらその場で発言して確認しながら進める、ということになります。10人もいれば、だれかしら答えられるのでは、というところです。もちろん、誰も分からないこともありますが・・・。
常連(内輪)で固まって新しい人は入りにくい?
進め方のとおり、途中で発言から議論するときに、常連の人は発言しやすいかもしれません。でも、参加者を見ていると、常連だからといって発言がまったくない人もいますし、初参加でも積極的に発言する人もいます。
思うに、常連かどうかより、その人の積極性によると思います。
もちろん、朗読の順番が来たら否応なく声に出してしゃべるので、もしかするとふつうの勉強会に出るときより発言量は多くなると思います*1。
お昼は?
皆で近所の定食屋さんに食べに行きます。近くに座った人と話してください。午前中読んだ部分を話題にすると入りやすいかもしれません。逆に初参加の人は話しかけられる公算が大です。
話題はJavaや他のプログラミング言語、コンピュータ関係、などです。あまりオシャレな会話は残念ながら今まではありませんでした。
遅れて参加してもいいの? 途中で抜けてもいいの?
はい、問題ありません。
ただ、お昼時間は会議室を閉めて出かけてしまうので、11:45〜12:45くらいの時間帯は避けるとよいと思います。
抜けるのもご自由にどうぞ。
準備しておくことってあるの?
課題図書だけは持参してください。読書主体なので本がないと甚だつらいです。
PCを持っている必要はあまりありません。
2次会ってどんなですか?
17時に会場を閉めて出ます。その時間から近くの居酒屋に入ります。時間が早いのでまず入れないことはないので、予約はしていません。当日の気分で参加してもしなくてもかまいません。
予算的には、平均3000円代です。最近は、安く上げようという空気が醸されているように感じます。
話題は、お昼と同様で、アルコールが入って少し会社の愚痴なども出たりします。
Twitterやブログに全然書かれてないのですが?
そうなんです。もうちょっとTwitterやブログにJava読書会のことを書いてもらえるとうれしいとひそかに思っているのですが・・・。
参加者は、時間中は本を読んでいるので、Twitterするのは
- あまりに難しくて完全に脱落したとき
- 著者に禿同してTwitterしたくてしょうがなくなったとき
- 著者に反対でどうしても言っておきたいとき
くらいでしょうか。なので滅多にはなさそうです。公式ハッシュタグは、 #javareading です。長過ぎたかな?
ブログが書かれないのですが、参加者の中にブロガー*2はあまりいないようです(僅かにはいますが)。
また、参加者は割と2次会参加するので、朝10:00から夜19:00頃までと長丁場で、帰ったらすこし他のことをして頭を切り替えたくなるのが一因ではと思います。
当日の議論については議事録担当者が立って議事録を書いているので、ブログに書くことがあまりないということかもしれません。
最近、Twitterやブログに上がらないと、存在感が薄くなってしまうので、ちょっと残念ですけれど、Java読書会BOFはTwitterやブログが登場する前から今のスタイルで活動を続けているので、今後も地道に活動していくと思います。
もちろん、参加してどんどんTwitterやブログに書いてくれる人がいたら大歓迎です。
どうして13年以上もやっているんですか?
うーん、どうしてでしょう・・・。
こういう形で勉強する習慣が根付いているので、止めるようなことが起きない限り自然と続いていくのだと思います。
自分たちでも読書会やってみたいのですが?
本を決めて、場所を確保すれば、あとは続けるのみです。
会社などの会議室が利用できればよいですが、そうでないときは、公民館などの会議室は半日で1〜2000円程度で借りれます。
続ける際にいくつかコツがあるのかもしれませんが、3つ思いつくものを挙げます。
- みんなが集まれる日を調整すると大変で継続しなくなってしまうので、先に日時を独善的に決めて募集する
- 参加者がたとえ1人であっても開催する*3
- 議事録は内容が貧弱でも必ず作成し公開する