[入門」とタイトルについているけれど、これはソフトウェア工学、構造化設計技法、テスト技術、などのソフトウェア・エンジニアとしての素養がしっかりある人がオブジェクト指向技術に「入門」するという意味だと悟った。
第1章 ソフトウェアの品質
「工学の目的は品質である」
最初にこれかぁ。がつんっときました。
「本書ではソフトウェア製品の品質を飛躍的に高める可能性を持った一連の技法を紹介する。」
ということです。品質の定義についてはISO/IEC 9126-1などの有名なものもありますが、Meyer氏の分類はとてもうなずけます。
正確さ、頑丈さ、拡張性、再利用性、互換性、効率性、可搬性、使いやすさ、機能性、適時性
第2章 オブジェクト指向の基準
ここではオブジェクトらしさの定義をこころみてます。
第3章 モジュール性
5つの基準、5つの規則、5つの原則でモジュール性について詰めていきます。