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Java読書会 会場とオンラインの併用を試みる(準備)

今月のJava読書会で会場での開催にオンラインで参加できるようにしたい

Java読書会BOF は、明日1月30日(土)に「データ指向アプリケーションデザイン」を読む会(第4回)を開催します。

今回は、コロナ禍の2回目の緊急事態宣言発令下での開催となり、会場の定員も半分に削減することとされています。ただし、参加に不安を感じる人もいますので、会場だけでなくリモートからも参加できるよう試みることとしました。

Java読書会BOFでは、以前にコロナ禍の対応として2020年4月、5月、6月の3回をオンライン読書会として実施しました。

昨年のオンライン読書会との違い

昨年は、全員がオンライン参加としたので、参加者がそれぞれマイク・スピーカーを揃えてTeams会議に参加する形でした。今回、会場でのリアル開催とオンラインをつなぐので、会場にリアル参加の会話とオンライン参加の会話がつながるようにする必要があります。

読書会は朝10:00から夕5:00までと長丁場でその間音声・動画を流すので、時間やパケット量に制限のあるインターネット接続サービス(携帯電話や上限のあるモバイルルータ)は不適です。また、利用するWeb会議サービスも参加人数や利用時間が読書会開催に足りることも必要です。

今回利用する会場には、インターネットと接続できるWiFiサービスが提供されているので、オンラインとつなぐことはできそうです。

Web会議サービスは、昨年のオンライン読書会と同様 Microsoft Teams(無償版)としました。これは参加人数と利用時間が読書会開催に十分足りています。

アイテムの準備

続いて、次のアイテムを準備することにしました。

  1. 会議用のマイク・スピーカー
  2. 会場全体を映すカメラ
マイク・スピーカー

Java読書会は、参加者が順番に書籍を朗読し、随時議論を行うので、無指向性のマイクを真ん中に置く構成とします。といってもJava読書会は手弁当で開催しているので高いアイテムを買うのは厳しいのでなるべく廉価でそこそこ使えそうなものを探しました。

この中から、価格と無線接続が可能なLunaを選び購入しました。バッテリー搭載で無線でPCと接続できるので、会議室の真ん中に、電源やPCとの有線接続をせずに置くことができる点を評価しました。

カメラ

ノートPCのカメラで会場を映すと画角が狭く正面の参加者しか映りません。そこで、広角のカメラを用意すべく探してみたところ、スマフォのカメラに被せて広角にするレンズなら安価に用意できそうでした。

1000円未満の格安帯と、1000~5000円当たりの帯と、さらに高価な帯とがありました。格安なものはケラレという現象が出るとかがあり、その上を狙いました。

広角なカメラは120度が多いようですが、中に165度という超広角がありました。会場で自席に置いたノートPCからなので、この超広角を選び購入しました。

Teams(無料版)

今回もTeamsを使う想定です。

Microsoftアカウント

Teamsは、参加者もアカウントが必要です。アカウントは、Microsoftアカウントです(無料で作成可能)。 次のリンク先で作成します。 https://account.microsoft.com/account/

メールアドレスがキーとなります。作成、使用時にはキーとしたメールアドレスにセキュリティコードが送られるので、そのメールアドレス宛のメールを読み取れる環境が必要です。

Microsoftアカウントを作成し、Teamsアプリを起動すると、「まだTeamsに登録していませんが、組織でセットアップできます」のメッセージと[Teamsに新規登録]ボタンが表示されてしまいます。これは

参加に必要なこと
  • Microsoftアカウントを保有している
  • 会議への招待のリンクを開く
会議の作成(管理者)

最近のTeams(無料版)は、「今すぐ会議」機能だけでなく、「会議のスケジュール設定」機能が追加され、事前に未来の会議を作成し招待リンクを事前配布することができるようになりました。

動作確認

自宅のデスクトップPCとノートPCとでMicrosoftアカウントを別にしてTeamsに接続、会議を作成し、招待リンクを辿って会議に参加し、eMeetのマイクが使えることまで確認しました。

あとは明日会場で確認することとなります。