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Java読書会「Kotolinイン・アクション」を読む会の開始 #javareading

Java読書会BOF主催のJava読書会は今月1月13日(土)から「Kotlinイン・アクション」を読み始めます。

Kotlinイン・アクション

Kotlinイン・アクション

先月12月で、「Javaで作って学ぶ暗号技術」が読了したので、Web投票の結果決まりました。

なお、Web投票で次点となったのは同率で次の2冊でした。

KotlinはJVM言語の一つで、Javaと関係が深いプログラミング言語です。Java読書会では過去にScalaの本を読んだこともあります。

Javaは昨年9月に新しいバージョン Java SE 9がリリースされました。洋書では、Java SE 9を取り上げた書籍が多数出版されていますが、日本語の書籍は残念ながら出版されていないのが現状です。

Kotlinは、昨年Androidの開発言語としてGoogleがこれまでのJavaに追加して採用を表明したこともあり、日本語書籍も数冊出版されています。言語としては、関数型やnull許容型のサポートなどJavaの一歩先を行く感じです。

開発環境

書籍「Kotlinイン・アクション」には、開発環境についてはさらっとしか記述がありません。

コマンドライン環境

コマンドラインコンパイラ・実行ツールが次のURL(Github)で公開されています。
https://github.com/JetBrains/kotlin/releases/latest

UNIX系OSbashスクリプト)とWindows OS(バッチファイル)のコマンドおよびJavaバイトコード群が含まれています。JDK 6〜8上で実行します。

上述URLからアーカイブファイル*1をダウンロードし解凍・展開します。

例えば、C:\tool\kotlinc に展開したとすると、環境変数PATHにC:\tool\kotlinc\binを追加します。

コンパイルはkotlinc、実行はkotlinのコマンドです。

NetBeans追記あり

kotlinプラグインがデフォルトのプラグインセンターからインストール可能ですが、少し古いバージョン(0.2.0)なので、githubからダウンロードしたもの(0.2.0.1)をNetBeansへインストールします。
https://github.com/JetBrains/kotlin-netbeans

プラグインを入れた後、新規プロジェクトのメニューからはKotlinプロジェクトの作成は見当たりません。Javaプロジェクトを作成し、新規ファイルでKotlinのファイル・クラス・インタフェース・enum等を選択することは可能です。ただし、実行ができません。Mavenプロジェクトとして作る必要があるかもしれません。

*1:2018-01-06現在、kotlin-compiler-1.2.10.zip