東京では2015年1月に開催されたJenkinsユーザーカンファレンス以来の勉強会となります(とのこと)。
第9回Jenkins勉強会 - connpass
本日の資料は上述のconnpassの「資料をもっと見る/編集する」ボタンを押すと参照できました。
今回は、Jenkinsのバージョン2で標準搭載となったパイプライン機能を紹介することが主な内容でした。
ちょうど、身の回りのJenkinsをバージョン2に上げてみたところで、パイプラインって?という状態だったので、今回の勉強会のターゲットにマッチしていました。絶妙なタイミングの勉強会です。
5月に開催のJJUG CCC 2016 Springで川口さんのJenkins 2セッションもあったのですが都合で聴講できず、後で資料をみただけではピンとこなかったので、今回参加できてよかったです(今回参加後に資料を読み直すとピンときました)。
以下は各セッションを聞いた自分メモ
- パイプライは、ビルドのジョブの順序制御などワークフローを実現する
- Groovyスクリプトで記述(GUIで設定ではなく!)
- 新規ジョブ作成でPipelineを選ぶとスクリプト記述画面になる
- Pipelineスクリプトはリポジトリに置いたものを使える
- 別のプロジェクトをビルド(実行)するときはbuild、自身のプロジェクトでビルドするときはnode
- 既存の10のプロジェクトをパイプラインで2つにまとめた(コンパイル〜パッケージングで1つ、デプロイで1つ)
- multibranch pipelineという、ブランチに応じたジョブを作る機能(プラグイン?)がある。プルリクエストがあったときにジョブを作るみたいな。
- Jenkins Job Builder? YMLでプロジェクトを定義して実行すると作られる
- 仮想化環境を操作するプラグインがいろいろある(KVM用のLibvirt slaveプラグイン)
- GitHub Organize plugin
- Windows の仮想ゲストをスレーブとするときはJNLP接続がうまくいかないことがある