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CentOS 6.5にupdateしたらIntelのNIC(82574L)が通信不可に

CentOS 6.4が入っているPCを、本日yum updateしたところ、CentOS 6.5への更新となりました。
CentOSの場合、マイナーバージョンアップがあると、CentOSyumリポジトリが新しいマイナーバージョンを指すので、"yum update"を実行すると意識しなくても新しいマイナーバージョンになっていきます。

今回、その更新後に再起動するとネットワークが不調(DHCPでアドレスが取れない)という事態が発生しました。別なマシンでWiresharkを立ち上げ、CentOSマシンが発するパケットを捕捉しようとしましたが1つも捕捉できませんでした。IPアドレスを静的に割り当てましたがパケットの送受ができません。

少しぐぐってみたところ、すぐにCentOS 6.5のネットワークの問題が出てきました。

http://bugs.centos.org/view.php?id=6810

CentOS 6.5の(ということはRed Hat Enterprise Linux 6.5の)kernel 2.6.32-431に含まれるIntel NIC用ドライバーに問題があるようです。回避処置として、kernel 2.6.32-358に戻すとネットワークが正常になりました。

とりあえず、/etc/grub.confでデフォルト起動するカーネルを1つ前のバージョンに指定する修正をして対処しています。