CentOS 6再インストールメモ
HDDを再初期化(ゼロ書き)して、CentOS 6 KVMホスト/ゲスト環境を復元したあとの落穂ひろいメモ。
起動時にvirt-whoエラー
Starting virt-who: Traceback (most recent call last): File "/usr/share/virt-who/virt-who.py", line 33, in <module> from subscriptionmanager import SubscriptionManager, SubscriptionManagerError File "/usr/share/virt-who/subscriptionmanager.py", line 24, in <module> import rhsm.connection as rhsm_connection ImportError: No module named rhsm.connection [FAILED]
これは、不要だったはずのvirt-whoが入っているためなので、virt-whoをアンインストールすると解消するそうです。
# yum erase virt-who
Linux(サーバー)でサスペンド
KVMホスト機のPCを常時稼動していると家計に影響がでるので、未使用なときはサスペンドさせたいという発想です。KVMホスト機は、デスクトップ(X Window Server)を起動していないので、デスクトップ上からサスペンドさせる方法が取れません。
しらべるとrtcwakeコマンドが使えそうです。リモートからsshで入ってコマンド実行できるので、これならいけそうです。
# rtcwake -m mem -s 3600
スリープ(Saspend-to-RAM)に落ち、3600秒後に復帰します。
- m オプションは、次のとおり。
指定 | ACPIステート | 内容 |
---|---|---|
standby | ACPI state S1 | |
mem | ACPI state S3 | Suspend-to-RAM |
disk | ACPI state S4 | Suspend-to-disk |
off | ACPI state S5 | Power off |
- s オプションは、指定したモードから復帰するまでの時間(秒)を指定します。
- t オプションは、1970年1月1日を基点とした経過秒数です。
- l オプションは、ハードウェアのRTCに格納されている時刻をローカル時刻として扱い、-u オプションはRTCに格納されている時刻をUTC時刻として扱います。
# rtcwake -m mem -u -t $(date +%s -d "2013-05-29 07:00")
RTCに格納されている時刻はUTC時刻帯都市、年月日時分を1970年基点経過秒数に
変換しています。
# cat /sys/power/state standby mem disk