インターネット協会Java研究部会 Java読書会BOF主催のJava読書会の日でした。
朝息子を小児科へ診せに連れていってからの出発なので、9:00〜のズームインJavaの部「エンタープライズ・アプリケーション・アーキテクチャ・パターン」には参加できず、10:00〜の本編の参加となりました。
この本の終盤は技術的に難易度が高く、読み進む速度もゆっくり目となりました。今回は、言語仕様で規定のロック・条件キューと、Java 5.0から導入のjava.util.concurrentパッケージの明示的なロック・条件キューについての解説、AbstractQueuedSynchronizer 、といったあたりです。
両者の使い分けとしては、基本は言語仕様規定のロック・条件キューを使い、タイムアウト・割り込み・ポーリング・公平性などの機能を使用したい場合に明示的なロック・条件キューを使いましょうとのこと。
読書会は例によって脱線しながら楽しい議論が繰り広げられておりました。次回3月10日(土)で「Java並行処理プログラミング」は終了です。4月からは新しい書籍になります。課題となる書籍についてはこれからJava読書会BOFサイトにて推薦図書受付(本日開始)、投票(来月予定)の結果決定されます。