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「Java 8 Lambdas」を読む会が始まります

Java読書会BOFでは、5月17日(土)から新しい課題図書「Java 8 Lambdas」の読書会を開始します。

Java 8 Lambdas

今回は久々に洋書での開催となります。内容は、この3月に正式リリースされたJava SE 8の目玉機能であるラムダ式とStream APIについてです。目次を見ると、ラムダ式、Stream、ライブラリ、コレクションとコレクタの応用、データ並列、テスト・デバッグリファクタリング、設計・アーキテクチャ原則、"Lambda-Enabled Concurrency"など興味深いタイトルが並んでいます。

この数年、Java読書会BOFにおいても、なかなか日本語の(読書会として)良いJavaの技術書が出版されないと話題にしておりましたが、やはり最新技術を扱うには洋書になってしまうようです。

今回の本のページ数は160ページほどですので、3ヶ月か4ヶ月(5月から8月または9月)で読了するのではと思います。

Java読書会の進め方は、課題図書は洋書ですけれども、あらかじめ参加者が分担した範囲のレジュメ(荒訳等)を日本語で朗読します。分担箇所で分からない単語や意味が通じなくても当日議論してクリアにするのでできる範囲で準備いただければOKです。訳も、ざざっとで構いません。

Java 8の新しい言語仕様であるラムダ式と、それを活用したStream APIをじっくり学びたいという方は、ぜひ読書会にご参加ください。参加申し込みはJava読書会BOFからです。
※ 分担を持たなくても参加歓迎です。

分担範囲(Rev.2)

分担範囲(Rev.2)

(1) 書籍末尾(索引の後)にあるAbout the AuthorおよびColophonの項、
 Preface章の最後まで
 ※ ペーパーバック版の最終頁(著者について、動物について)、viiページからxiiページ
(2) CHAPTER 1の開始から最後まで
 ※ ペーパーバック版の1ページから3ページ
(3) CHAPTER 2の開始からUsing Values節の最後まで
 ※ ペーパーバック版の5ページから9ページ真ん中
(4) CHAPTER 2のFunctional Interface節からCHAPTER 2最後まで
 ※ ペーパーバック版の9ページ真ん中から15ページ
(5) CHAPTER 3の開始からWhat's Actually Going On節の最後まで
 ※ ペーパーバック版の17ページから21ページ下 Commons Stream Operationsの前まで
(6) CHAPTER 3のCommons Stream Operations節からmax and min項の最後まで
 ※ ペーパーバック版の21ページ下1段落から27ページ真ん中
(7) CHAPTER 3のA Common Pattern Appears項からExample 3-20の前まで
 ※ ペーパーバック版の27ページ真ん中から32ページ下8行目まで
(8) CHAPTER 3のExample 3-20からCHAPTER 3最後まで
 ※ ペーパーバック版の32ページ下15行目から39ページ