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Java SE 9のライフサイクル

次のURLに、Java SE 9のサポートプランが掲載されています。
http://www.oracle.com/technetwork/jp/java/eol-135779.html

これによると、Java SE 8のアップデート(公開)は2018年9月迄(それ以降に延長となる可能性あり)です。
一方、Java SE 9 は2018年3月迄!(それ以降に延長となる可能性あり)です。
Java SE 8よりJava SE 9の方がアップデート期間が短いとは、なんということでしょう。

上述のURLによると、6か月毎に最小限のサポート期間しかない機能リリースと、3年毎に長いサポート期間のLTS版が今後リリースされます。
また、バージョンもこれまでのJava SE 7, 8, 9のような数字ではなく、これからは西暦の下2桁と月をピリオドでつなげた表記となるようです。2018年3月にリリースされるJava SEは、バージョン表記が18.3となります。

現在計画されているJava SE 9以降のリリースは

リリース名 LTSか否か リリース予定 プレミアサポート期限
9 非LTS 2017-09 リリース済 2018-03
18.3 非LTS 2018-03 リリース予定 2018-09
18.9 LTS 2018-09 リリース予定 2023-09

という感じになるようです。

追記

Java Magazine 2017年9・10月号の「編集者より」のコーナーでこの新たなリリースモデルはまだ提案段階とありました。
一方、本来2年毎にバージョンアップするという計画は、Java 8、Java 9でともに延期となってしまいました。
また、セキュリティやバグ修正のリリースは3ヶ月間隔で出すようです。