以前RHEL5で開発したプログラムをRHEL6で動かしたときに、処理が遅くなったという問題が生じたので関連情報をメモ。
遅くなったのは、主にバックグラウンド処理(非UI処理)で、GUI操作で遅いという問題は挙がっていませんでした。top等でその状況をみるとCPU使用率が高いという点がRHEL5との違いです。
RHEL6で変わったこと
OSの中核機能たるスケジューリングがかなり変わっていますね。初めて知りました。
ticklessとは、100Hz-1000Hzの周期的な割り込み(tick)によってタスクの切り替えやCPU使用時間などのアカウンティングをしていたものを、周期的な割り込みをやめて、必要な都度タイマー割り込みを発生させる(ワンショットタイマーを随時設定するようなイメージでしょうか?)ということになっているようです。