CVSやSubversionにおけるViewVCのように、Bazaarのリポジトリ情報をWebブラウザで可視化するツールが、loggerheadです。
https://launchpad.net/loggerhead/+download
依存パッケージのインストール
pythonで書かれており、以下のpythonパッケージが必要です。
python-simpletal以外は、[EPEL]yumリポジトリからrpmパッケージをインストール可能です。python-simpletalは、Fedora 7に標準搭載なので、Fedora 7〜9のミラーサイトからSRPMを入手し、rpmbuildでRPMを作成してインストールしました。
なお、Fedora 10以降のpython-simpletalのSRPMはCentOSだとrpmbuildでエラーとなりました。
loggerheadのインストール
まずはダウンロードして展開します。中にあるserve-branchesを実行すれば、Webアクセスが可能となります。
$ ./serve-branches --port=8765 ~/bzr/myrepo
apacheから起動することもできるようです。
loggerheadの自動起動
loggerheaddを/etc/init.dディレクトリにコピーし、内容を修正します。
LHUSER=loggerhead <--- loggerheadデーモンのユーザを指定 URL_PREFIX=/repos PORT=8765 <-- loggerheadのポート番号 BZRROOT=/path/to/bzr_repos <-- Bazaarリポジトリ(ブランチ)パスを指定
修正後、chkconfigコマンドで登録します。
# chkconfig --add loggerheadd