月初めに買ったと思われる(美しいC++プログラミング見本帖)。C++プログラミングについて大事なポイントがしっかり書いてある良書と最近断定。やるじゃないか。
- Cでは普通に書いていることでC++では書かない方がよいことを挙げている。
- 引数を取らない関数はf(void)ではなくf()
- 古いCのヘッダではなくC++のヘッダをincludeする
- printf系の入出力は使わない。iostream系を使う
- malloc/freeではなくnew/deleteを使う
- マクロ関数は使わない。インライン関数を使う。
- 真偽値にintは使わない。bool型を使う。
- マクロ定数は使わない。初期化付きconst変数を使う。
- ローカル変数は使用する最も最小のスコープ(ブロック)で宣言する。
- ファイルスコープの意味でのstaticは、無名namespaceを使う
- Cのキャストは使わない。C++キャストを使う。
- オペレータ演算子の定義についてプログラミング上の注意点が書かれている。
- iostreamの制御が一覧されている
- stringのメンバ関数・非メンバ関数が一覧されている