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GCCの標準インクルードパス

/usr/local/include

知らなかった。てっきり/usr/includeだとばかり。

GNUコーディング規約によると、以下である。

includedir
Cプリプロセッサ制御行 #include によりプログラムからインクルードされるヘッダファイルを置くディレクトリ. これは通常 /usr/local/include であるが $(prefix)/include と書く. (Autoconf を使うのなら, @includedir@ と書く.

GCC以外のコンパイラディレクトリ /usr/local/include にあるヘッダファイルを参照しないので, ここにヘッダーファイルをインストールするのはGCCに対してだけ意味がある.

/usr/includeについても上述GNUコーディング規約に記述があります。

oldincludedir
GCC以外のコンパイラで使われる #includeヘッダファイルを置くディレクトリ. これは通常 /usr/includeである. (Autoconf を使うのなら, @oldincludedir@ と書く.)