Solaris10では、Solarisコンテナ(zone)機能によって仮想的に複数のマシンとして運用できます。この際、HDD容量をそれなりに喰いますので、HDDを増強してみることにしました。
まず、マザーボードのIDEコントローラはBigDriveに対応していないので137MB以内のHDDが選択対象となります。そこで、SeagateのATA100 7200rpm 120GBのHDDを購入し、Solaris 10のインストールを開始しました。
このとき、以前に購入していたPCI ATA100カードはSolaris10のインストーラが認識しなかったので、残念ながらマザーボードのIDEコントローラ(性能はATA33になってしまいますが)に接続して使います。
・・・ファイルシステムの作成にえらく時間が・・・
zone機能は、サーバ環境をいくつか切り替えたいときに便利です。アプリケーションサーバとデータベースの組み合わせごとにzoneを切り替えれば、それぞれ干渉することなく自由にサービスの起動、設定やポート番号の使用、再起動が行えます。再起動は特に開発マシンでは便利ですね。バージョン管理サーバやプロジェクトのWebサーバは常時起動しておきながら、アプリケーションサーバやデータベースをちょこちょこ変更して再起動という手が簡単にできそうです。