初めてのNetBeans 5.0
Eclipseは人には薦めてきたが、自分では常用するには至っていないのですが、NetBeansについては、
との2点でまずは試しに使ってみようとインストールしました。
入手先
来週には日本語版NetBeans5.0が公開される見込みというタイミングが微妙な時期だったのですが、日本語版NetBeans5.0リリース前のスナップショットが公開されていたので、それを入手してインストールしました。やっぱり日本語で使いたいというのが心情です。
この場所は、Masaki Katakai氏のblogでリンクされています。
http://blog.sun.com/katakai
インストール
Windows版はインストーラの実行形式なので、ダウンロード後実行するだけでした。インストール時に、マシンに搭載されているJava SDKのどれを使うか聞かれるので、今回はJDK1.5.0 Update6を選択しました。インストールディレクトリを選ぶとインストールが開始されます。
ディレクトリは、Program Filesの下でも構わないようです。ここに入れても実行できています。最近のJDK(JRE)は、Windows OSの流儀に従ってProgram Filesディレクトリ下をデフォルトのインストール先にしています。空白が含まれるPATHはよくないとの意見もありますが、Windows上で無理にUNIXライクなディレクトリ構成を作って周りとの整合を崩すよりはずっとましと思います。
(環境変数やコマンドラインからの指定等で空白が含まれる場合の""で囲っての指定などでちょっと難があるのは確かです。)
インストール完了すると、デスクトップにショートカットアイコンが生成され、スタートメニューにNetBeansのフォルダが追加されます。この辺はWindowsアプリケーションとしてのスタイルを守っていて好印象。
最初の開発
チュートリアルも日本語訳されたものが含まれているので、[ヘルプ]メニューの[チュートリアル]→[クイックスタートガイド]を選択します。ブラウザが起動しドキュメントが表示されます。
「一般的なJavaアプリケーションまたはライブラリ」のリンクをたどると、2つのプロジェクトからなるアプリケーションの作成ガイドが見れます。30分ほどガイドに沿ってプログラムを作って実行し、デバッグしてみます。
NetBeansは、デフォルトでビルドにantを使っているのが分かります。そのためビルドにちょっと時間がかかっている感もありますが、これは大きなプロジェクトでどれだけ時間がかかるかを評価してみるまでは何ともいえません。
エディタについては、Emacsキーバインドを選べました。補完については少しうるさいほど選択肢が表示されます。
全般を通して、オーソドックスなIDEでそれほど使い方には悩まないでよさそうに感じました。これは良い印象です。