torutkのブログ

ソフトウェア・エンジニアのブログ

人工衛星の軌道6要素とTLEとの違い(軌道長半径と平均運動の変換)

人工衛星の軌道と位置は、軌道6要素で表現する方法とTLE(Two Line Element)で表現する方法が代表的です。

この両者を照らし合わせると、軌道6要素のうち5つの要素はそのままTLEの要素に該当するものがありますが、軌道6要素のうち軌道長半径(semi-major axis)は、TLEには要素がなく、TLEの要素である平均運動に変換する必要があります。

道長半径は、衛星軌道を表す楕円の長軸の半径を示します。平均運動は、衛星が1日に軌道を何周するかを示します。軌道長半径と平均運動は、ケプラーの第3法則から関係が決まるので、衛星の高度が決まれば衛星の速度が決まります。

次に変換式と参考資料を記載しました。

衛星軌道 - ソフトウェアエンジニアリング - Torutk