JavaOne 2014 SF(09-28)
本日はJavaOneの0日(The Zero Day)です。明確な記述はないですが、JavaOneの日付の数え方は0オリジンになっているようです。
この日は7時ちょっと前に起床、この時間でもまだ外は暗かったです。宿泊しているホテルの1Fロビーに行ってコーヒー、紅茶を取ってきて、昨日セブンイレブンで買ったドーナツとバナナを食べて、8時過ぎにホテルを出発、本日の会場となるモスコーニ・センターへ歩いて向かいました。
モスコーニ・センターでまず登録を行いパスを受け取りました。このときパスポート等身分証明書として写真のあるIDが必要です。
登録の場所で、マテリアルピックアップ(参加者へカバン、水曜日のイベントチケット)を受け取るコーナーがありますが、セッション受講に邪魔になるので後の空時間に取りに来ることにしました。
この日は8時からユーザーグループフォーラムというセッションがあるのですが、あっという間にフルになってしまい登録できなかったので9時からのセッションに参加しました。
UGF8871: Meet the NetBeans Community, with Boeing, Jelastic, JRebel, Vaadin, and More
9:00-9:45
「NetBeans 8を使っている人?」で大半の挙手がありました。このセッションでは、NetBeansコミュニティの紹介、書籍、活用事例紹介がありました。
NetBeansコミュニティ(ソーシャルネットワーク)の紹介
- facebook.com/NetBeans
- twitter.com/netbean
- youtube.com/users/netbeansvideos
- netbeans.org/community/news/newsletter/latest.html
教育現場(Javaの教育/研修かも?)でのノウハウ共有をするNetBeans Teachers Communityの紹介
- edu.netbeans.org
JRebelとWildFlyのデモは、動的デプロイの紹介をしているような感じでした。
Boeingからは、NetBeans Platformを活用して社内ツールを開発しているとの話があり、デモでは航空機の構造設計の画面を紹介していました。これはNetBeansのプラグインとして作られているとのことです。
UGF9673: Making the Most of Your Artifact Repository: Tips and Tricks
10:00-10:45
ゴスリング氏のセッションが満席なのでこちらを聴講しました。
mavenリポジトリをローカル(社内ネットワーク的なところ)で構築・運用するソフトウェアSonatype Nexusの紹介です。オープンソース版とプロフェッショナル版があります。
RubyのGemも管理出来ると言っていました。
KEY10422: Java Strategy and Technical Keynotes
12:30-15:00
本基調講演の動画(1) Strategy Keynote
本基調講演の動画(2)IBM JavaOne Keynote
本基調講演の動画(3)Technical Keynote
今年は19回目のJavaOne開催です。
Java SE 8のことが中心だったかと思います。きっと日本語で基調講演の記事がいくつも書かれるので、特にメモはとっていません。
時間が延びてJavaの今後の話が切られてしまいました。これは後ほどCommunity Keynoteを時間延長して話すこととなりました。
UGF8846: Get Productive with Free Java Tools
15:30-16:15
Boeing社、Airbus社、Eriksfiord社などの事例を紹介するセッションです。
Boeing社は米国の著名な航空機製造会社です。Boeing Shared Platform(BSP)と呼ぶNetBeans Platformにエンジニアリングライブラリを追加し、社内の機体設計に必要な様々なツールを開発・提供しています。GUIはJavaFXとSwingの混合で、3次元可視化も行っています。NetBeans Platformを使うことで、開発期間短縮およびウィンドウ・メニューシステムの標準化を実現しています。
Scene Builder(JavaFXの画面レイアウトツール)とMatisse(Swingの画面レイアウトツール)をNetBeans上で使ってGUIのプロトタイピングを行い、エンジニアリングツールの仕様化を促進しているとのことでした。
Airbus社は欧州の著名な航空機製造会社です。Boeing社と同じような取り組みをしているようでした。
Eriksfiord社は石油・ガスの掘削(ボーリング)の解析ツールを作成しています。
UGF9753: Generating Excitement in Java’s Mature Market
16:30-17:15
英語力が要求されるパネルディスカッションでした。何を言っているかが分からないセッションですので断片メモだけ記録しました。
Duke Cafe's Welcome Reception
19:00-21:00
JavaOne開催期間はヒルトンホテルの隣のテイラーストリートを塞いでオープンなカフェスペースが設けられています。飲み物を無料で飲むことが出来ますが、19:00からはここで飲み物(アルコールを含む)と食べ物の提供、およびDuke's Choise Awardの表彰式が行われました。
ここで日本からの参加者十数名ほどと会いました。
このあと近くのレストランに6人で軽く食事に行きました。
*1:日本では現時点では片手で数えるほどしかでてませんが