念のため、Java 7u51(2014年1月)では、未署名および自己署名AppletとWeb Startアプリケーションがデフォルトでブロックされる予定です。
ということで、もう間もなくJavaアプレットとJava Web Startアプリケーションは認証局から発行された証明書で署名してあげないと、ブラウザ上で動作させることができなくなります。
詳しい情報を求めて、JavaOne 2013 SFのセッションでセキュリティ関係を探してみると、
"Securing Java Track Opening Presentation (CON7921)"から抄訳して引用
来る1月の7u51にて、自己署名/署名なしアプレットはデフォルトで実行できなくする
セキュリティレベルは、Java SE 7u10でJavaコントロールパネルにスライダーが追加され、7u21で「低」と「カスタム」がスライダーから削除され、7u45時点では「非常に高」、「高(最小限の推奨)」、「中」の3段階が設定可能となっています。
https://blogs.oracle.com/java-platform-group/entry/new_security_requirements_for_rias
に、マニフェスト記述例、JNLP記述例が掲載されています。
Manifest-Version: 1.0 Created-By: 1.7.0_51 Permissions: sandbox Codebase: www.java.com java.com
と、Permission属性があります。Permission属性には、sandboxかall-permissionsを記述するようです。
"One Year of Security Enhancements in the JRE(CON7799)"から抄訳して引用
Deployment Rule Setについては、同JavaOne資料
"Deploying Java Application Security(CON6178)"に解説があります。
ルールセットを記述したruleset.xmlを含んだDeploymentRuleSet.jarを作成し、これには正当な署名をした上でクライアントPCの所定の場所にインストールしておくとあります。
上述のJavaOneセッション資料はそれぞれリンク先からダウンロードできます。