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NetBeans 6.0追加プラグインを手動でインストール

クローズなネットワーク環境のマシンにMercurialプラグインを追加しようとしたのが発端です。

NetBeans 6.0のプラグイン・アップデートはマシンがインターネットにつながってい
ない環境での方法が見当たらず、ちょっと困ったことになりました。


5.5(5.0?)のときは、プラグインのアップデート時にnbmファイルを保存するオプションがあったのですが、6.0ではオプションが見当たらないのです。


そこで、[Tools]→[Plugins]でプラグインダイアログを表示し、[Settings]タブを選び、そこに登録されているUpdate CentersのURLで示されているXMLファイル自身を取得します。まずはDevelopment UpdatesのURLである http://www.netbeans.org/updates/dev_1.23_.xml.gz を取得、解凍し、Mercurialに関する記述を調べます。すると、moduleタグの一つにorg.netbeans.modules.mercurialがありました。distribution属性にNetBeansモジュールのファイルのURLがあるので、これを直接ダウンロードしました。

<module codenamebase="org.netbeans.modules.mercurial"
distribution="http://www.netbeans.org/download/nbms/dev/main/1.23/org-netbeans-modules-mercurial_m10rc2.nbm"
downloadsize="262039"
homepage="http://wiki.netbeans.org/wiki/view/MercurialVersionControl"
license="9CA6FB2B" moduleauthor="John Rice and Padraig O'Briain"
needsrestart="true" releasedate="2007/06/26">

続いて、NetBeans 6.0の[Tools]メニュー→[Plugins]を選択し、表示されるPluginsダイアログで[Downloaded]タブを選択、[Add Plugins]ボタンを押し、ファイル選択ダイアログで先にダウンロードしたNetBeansモジュールファイルを選択します。

すると、PluginsダイアログにMercurialの表示がでるので、Install欄にチェックが付いているのを確認し、[Install]ボタンを押してインストールします。途中ライセンス確認等をしながらインストールが進みます。Mercurialの場合、最後にIDEを再起動するか聞いてきますので、ここでは再起動を選択しました。

再起動後、[Versioning]メニューにめでたく[Mercurial]が追加されていました。