話題だけは耳にしていたJRuby、Java読書会の2次会での熱い議論もあってちょっと使ってみようと思いました。
JRubyのセットアップ(Windows編)
まず、JRubyを入手するところから。
http://jruby.codehaus.org/
上記URLからDownloadのリンクをたどると、ディレクトリのリストが出ます。見るとjruby-bin-1.0.tar.gzが最新です(2007/06/07付)。これをダウンロードして、マイマシンのJava関係ディレクトリに展開します。
Java関係は、JDKを含めD:\Program Files\Java\の下に置いてますが、Windows VistaのmklinkでD:\java\に見えるようにしています。ディレクトリのリンクはNTFSのJunction機能で実現されているので、Windows XPでもJunction作成ツールを持ってくれば使えます。
よくよく見るとD:\Java\jruby-0.9.8なるディレクトリがあり、過去になぜかインストールしていた形跡があります・・・。「記憶にございません」
環境変数JRUBY_HOMEをインストールしたディレクトリに設定します。
環境変数PATHを設定します。
PATH=%PATH%;%JRUBY_HOME%\bin
JRubyはJavaで動くので、環境変数JAVA_HOMEをJDKをインストールしたディレクトリに設定します。
対話型環境はjirbコマンド、スクリプトファイルの実行はjrubyコマンドです。
D:\Users\torutk> jirb
irb(main):001:0> puts "Hello, World!"
Hello, World!
=> nil
irb(main):002:0> quitD:\Users\torutk>
ワンライナーを実行してみましょう。
D:\Users\torutk> jruby -e "puts 'Hello, World!'"
Hello, World!D:\Users\torutk>