NetBeans 5.5（英語版）は正式リリースされました。日本語版は現在ローカライズ作業中です。年内には出ると思いますが、それまでは当面開発スナップショット版を使うのがよいでしょう。
日本語版開発スナップショットは下記URLからダウンロードできます。
http://ja.netbeans.org/downloads/55/index.html
NetBeans 5.5の主要機能は下記URLに記載されています。
http://www.netbeans.org/community/releases/55/index_ja.html
Java EE 5機能の取り込みが主要なアップデートとなっています。Java SEの範囲だと目玉機能はなく、Java Persistent API、JAX-WS 2.0あたりですね。
標準では組み込まれていませんが、アップデートセンターから追加モジュールとして、Subversion対応、GUI Builder Update Pack for NetBeans 5.5、Jackpotなども提供されています。
現在アップデートセンターで配布されているモジュールは英語版ですが、下記URLで日本語化された事前リリース版Subversionモジュールがダウンロードできます（手動でインストールする）。
http://ja.netbeans.org/docs/techinfo/svn-preview.html
インストールすると、メニューバーの[CVS]の隣に[Subversion]が追加されます。うーむ、安直な追加ですが、まあ仕方ないですかねぇ。
あと、NetBeans 5.5インストール時に選択するJDKを、JDK 6（b102)にしていました。Javaのソースコード表示のフォントがアンチエイリアス(AA)かかってすこしぼけ気味になっていました。これがJDK 6のSwingで搭載されたサブピクセルレンダリングによるAAなのだろうか・・・。
しかし、WindowsXPの設定でClearTypeを有効にすると、Java側のAAが効かなくなるようです。WindowsXPのClearTypeは、OSに標準で入っている主要な日本語フォントの場合6〜14ポイントではAAが効きません。
http://www.atmarkit.co.jp/fpc/xp_feature/cleartype/cleartype.html
別途フォントを購入してインストールすれば別なようです。
http://www.atmarkit.co.jp/fwin2k/win2ktips/227enblctype/enblctype.html
OS標準のMSゴシック、MS明朝でもAAを有効にする方法はあるようです。
http://tomtia.plala.jp/PC/ttfont/
