Windows XPでのIPv6
Solaris10とWindowsXP間でIPv6接続テストを行おうとしました。Solaris10はインストール時にIPv6を使用する設定にしており、WindowsXPはipv6 installコマンドでIPv6を有効にしました。
間にルータは無いリンクローカルでの単純な接続です。
Solarisは、ifconfig -a6 コマンドで自分のEtherインタフェースに付くIPv6リンクローカルアドレスが分かります。Windowsは、ipconfigコマンドもしくはipv6 ifコマンドでアドレスが分かります。(後者が詳細)
さて、普通にpingコマンドを使うと、Solaris→WindowsはOKですが逆にWindows→Solarisは"Destination net unreachable."となってNGでした。結論らしきものは、Windows上でリンクローカルアドレス(サイトローカルアドレスも同様)を使用するときは、スコープIDとしてどのインタフェースを使用するかを指定しなくてはならないというものです。IPv6アドレスの最後に%Nの形でNにインタフェース番号を指定します。これはipv6 ifコマンドで確認できます。
http://www.microsoft.com/japan/windowsserver2003/technologies/ipv6/ipv6config.mspx