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工程あるいは計画というまやかし

http://d.hatena.ne.jp/satoshis/20060323
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新規開発プロジェクトどころか、研究開発プロジェクトでも最初に工程を事細かに定義し、作業項目に展開し(いわゆるWBS)、さらに研究開発成果を事前に定義することを要求される昨今です。

見えないことは調査して見えるようにしてから工程(計画)立てるしかないのですが、調査の前に工程(計画)を決めるというやり方がまかり通っているのが現状なんでしょうか。

とはいえ、計画なしに場当たり的に進むことを良しとしているわけではありません。作業イメージを事前に膨らませておかないと、環境とかビルドとか構成管理とかテストが片手落ちになったり、「想定外」と言い訳することがたくさん出てしまいます。詰めるところは詳細を詰め、見通しの立たないことは未定としてそれを明らかにする作業を詰める、という検討を計画段階にしっかり実施することが大切です。

作業をイメージできるかどうかは、やはり経験によるところが大です。